徳弘正也インタビュー 進化する「ちんことボインと"善悪相対論"」

『BOMBER』10月号に掲載。インタビュアーは大西祥平さん。
この雑誌は封印シールが貼ってあり、表紙に徳弘正也の文字はないので『スーパージャンプ』18号の巻末コメントが無ければ見逃す所でした。4ページにわたるロングインタビューです(以下、一部抜粋)。

徳弘 僕はスキマです。本当ですよ。だって、ジャンプは結果がデータで出ますから。


−−人気投票システムというやつですね。良くなかったんですか?


徳弘 25歳以上には人気があったけど、肝心の小学生の人気はイマイチでした。

スーパージャンプ』が創刊したのも、SJ創刊号の表紙*1コブラと共にケンちゃん*2が飾ったのもジャンプの読者アンケートの数字が理由のようです。
マーケティング的観点から大人向け作品を切り離したのだから、「昔のジャンプは大人の読める作品が多かった」なんて現状のジャンプに対する批判は的外れですね。

徳弘 本当はトーナメントは描きたくなかったですよ。でもストーリー漫画の作り方をあれで初めて勉強しましたから。あの方向性の展開がなければ今もずっとギャグ漫画を描いていたかもしれないですね。

など、見どころ満載のインタビューで徳弘ファンは必読です。女性は買いにくいでしょうが…

*1:http://web.poporo.net/home/davidbowie/soukan/soukan.htm

*2:「ふんどし刑事ケンちゃんとチャコちゃん」