続・エニグマ問題

『ənígmə【エニグマ】』の「ə」(ə)は何て読むのか改めて調べたら「シュワー(schwa)」というらしいです。国際音声記号(IPA)だそうです。

更に調べたらキリル文字の「ә」(ә)、存在記号の「ǝ」(ǝ)と、見た目が同じ文字がUnicodeでは別の文字として配置されていました。

前回記事の『ǝnígmǝ』には「ǝ」(ǝ)を使用していましたが、細かい違いに気付いたのはMac OS X 10.4というちょっと古い環境で閲覧したからです。10.4の標準フォント「ヒラギノ角ゴ Pro W3」ではIPAの「ə」(ə)しか含まれておらず、「ǝ」(ǝ)は別のフォントを借りて表示していたためゴシック(サンセリフ)と明朝っぽい字(セリフ)が混在する表示になっていたからです。

əgmə
(こんな感じで表示されました)

IPAの「ə」(ə)なら全部「ヒラギノ角ゴ Pro W3」で表示されます。

ənígmə

当サイトでは、『ənígmə【エニグマ】』に使う「ə」にIPAの「ə」(ə)を、推奨します。ジャンプ公式ではキリル文字の「ә」(ә)ですが*1Webデザイナーがやったことだろうから気にしない。


いやー、ジャンプ辞書更新前に気付いてよかった(現在44号掲載分まで完了)。