村上もとか「龍-RON-」42巻

15年間続いた「龍-RON-」の最終巻。

結局、龍たちは結局何をやったのか?
最終回に(連載初期に出てきた)内藤先生の碑が出てきた意味が雑誌で最終回を立ち読みしたときはいまいちわからなかったが、コミックス42巻を改めて読んだらなんとなくわかりました。
龍-RON-」をこれまで読んでいて、もしわからなかった人は1巻から読み返せばわかるかも(内藤先生の晩年のくだりだけでもよいです)。


龍-RON-」は描くのが難しい時代を扱ってはいるが、越えては行けない一線をぎりぎり踏みとどまれたと思います。史実という足枷がもどかしかった面もあるけど、そちらは現在連載中の「JIN−仁−」が晴らしてくれるかもしれない。