忍空〜SECOND STAGE 干支忍編〜

いよいよ連載再開です。
いつものように風助が居眠りしていたら川に流されて、子供に釣りあげられるところからスタート。
また橙次や藍眺たちとはぐれてしまいましたが、導入部としては風助単独の方が話が進めやすいだろう。
絵柄は昨年の読切「ダリムの館」を読んでいたので違和感なかったけれど、10年前とは結構違っているね。子供たちが風助を釣り上げたときのリアクションはいまいち笑えなかったけれど、そのあとショックで寝込むあたりにジワジワ笑いが。
子供たちを家に住まわせ、川魚の養殖をしている青年・青馬は風水の龍の姿が見えるっぽい。ジャンプリミックスのあとがきによると、干支忍の名前には風、林、火、山、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫*1、黒が付くそうなので、青馬は干支忍(申忍)確定。名前でバレバレですが、今後はミスリードを狙ったキャラ名が出てくるかも。


ストーリーは地味でしたが、桐山先生が本来描きたかった忍空はこういうものなのかも。今回は伏線張りの回でもあるしね。これから先、連載初期を地味にしたようなロードムービー形式のストーリーで、他の干支忍たちとの邂逅を淡々と描いていくでしょうが、問題はその先、忍空組を組織して、天下分け目の戦いにつながるのだけれど、桐山先生のことだから、その辺はかなり端折りそうな気がする。


続きは一ヶ月後ですが、これまでその百倍も待ったのだから短い短い。

*1:虹の七色