竹山祐右「カイゼルスパイク」
まもなく4年ぶりの単行本が出る竹山祐右さんの連載デビュー作*1。
同時期に始まった新連載は矢吹健太朗「BLACK CAT」*2、キユ「ロケットでつきぬけろ!」*3と悪い意味で目立った作品に挟まれ埋没しちゃっています。他誌ではサンデーで田中モトユキ「リベロ革命!!」*4とバレー漫画の先行作がある*5という、最悪の時期*6の連載のため短命に終わってしまった作品。
主人公のキャラが立っていないのが埋没してしまった最大要因でしたが、改めて読み返すとまあまあの作品です。バックアタック(タッチネットしてしまう)の克服の仕方が面白かった。
コミックス2巻のラストに「大道芸人 稲月葉子」*7収録しているのもポイント。