読切が連載第1話につながっている漫画

新連載の季節ですが、いずれも以前読切掲載された作品の連載化のようです。
ジャンプの新連載は、

  1. 読切を経て連載化するもの
  2. そうでないもの(いきなり始まるもの)

のふたつに大別されますが、前者の場合、先行読切はパイロット版という扱いで、連載化にあたって設定が変わったり、連載第1話が読切の焼き直しだったりというパターンが多いです。


読切が実質的な第1話となったのは

くらいのものか。
西義之ムヒョとロージーの魔法律相談事務所*5は単行本(ASIN:4088738276)収録時に特別読切扱い*6だったので微妙です。


上記に準ずるもので、先行読切が連載第1話より前の話とよべる作品は

があげられますが、特に「こもれ陽の下で…」は読切とのリンクのさせ方が強引というか、力技でした。少年だった読切版の主人公が教育実習の大学生として再登場したのに、ヒロインは(外見的に)少女のままなんだもの。

*1:当時は山止たつひこ

*2:読切タイトルは「WIZARD!」

*3:読切タイトルは「デルパ!イルイル!」

*4:前連載の「HARELUYA」が実質パイロット版のようなものですが。

*5:週刊少年ジャンプ』2004年37/38号掲載分。連載は同年53号より

*6:「THE MOMOTAROH」も特別読切扱いなんだけれど、キンタロウのエピソードなどストーリーに連続性があります。

*7:読切タイトルは「桜の花咲くころ」

*8:読切タイトルは「るろうに−明治剣客浪漫譚−」(『週刊少年ジャンプ』22/23合併号掲載)