平松伸二「どす恋ジゴロ」青春つっぱり小夜曲編

集英社ホームリミックス版の最終巻。

次は本誌で会おうぜ 伸男*1

の続き(単行本未収録の3本)も入っていたけど、「ああ、こんな話だっけ」*2という恋関の新弟子時代を描いた凡庸な連作でした。「どす恋ジゴロ」コンプリートを望む人以外にはそれほどお薦めするものではありません。
どす恋ジゴロ」正編は過去編のまま打ち切られ、「嗚呼 どす恋ジゴロ」は現在に戻って再開というのは正しかったと思う。過去編いまいちだったし。
「はやく過去編切り上げて、関脇・恋吹雪の活躍見せてくれよ」と、やきもきしていた頃のことを考えると、「どす恋ジゴロ」の新作が月1でコンスタントに読めるという現状は、ファン(自分を含め)にとってはかなり幸せなことだと思う。
(→http://homepage.mac.com/aoiya/alumnus/itagaki.html

*1:コミックス4巻収録「芸の道」より

*2:雑誌掲載時に読んでいたはずだけれど、リミックスで再読するまで内容をすっかり忘れていました